この記事では、スキレットオーブンを使った燻製の作り方について解説をしていきます。
燻製は専用のスモーカー(燻製機)がなくても、自宅にあるスキレットオーブンやフライパンなどの調理道具を使って、簡単に作れるのをご存知でしょうか?
専用のスモーカーは、もちろん便利に燻製を作れます。
でもたまにしか作らないのに、保管に場所をとったり、燻製についた臭いが臭かったりと、実はデメリットも。
自宅にある調理道具を使えば
- 専用の道具不要で手軽に燻製が作れる
- 保管スペースを取らない
- 専用のスモーカーよりも手入れが簡単
実はこんなメリットもあるんです。
この記事では、自宅にあるスキレットオーブンを使った作り方について、詳しく解説をしていきます。
当サイトで実際に使っているスキレットはこちらです。
Contents
燻製の作り方|スキレットオーブンや道具の準備
まずはスキレットオーブンを使った燻製作りに必要な道具を押さえましょう!
必要な燻製道具がこちら。
- スキレットオーブン
- スモークチップ
- 網(ロストル)やアルミホイル
選び方のポイントを解説していきます!
高さのあるスキレットオーブンを選ぶ
スキレットオーブンは、なるべく高さのあるモノを選びましょう!
自宅にある方は、お持ちのものを使えばとりあえずは問題ありません。
高さのあるスキレットオーブンをオススメする理由は、熱源に近いとどうしても食材が高温になってしまうから。
余分な熱が加われば、食材に火が通り過ぎて、長時間の燻製はできません。
これから燻製を作るのにフライパンかスキレットオーブンのどちらかを選ぶなら、スキレットオーブンが圧倒的におすすめです。
- 掃除が簡単
- 臭いのモトになるヤニを落としやすい
- フライパンよりも高さがある
これからフライパンかスキレットオーブンを買う方は、スキレットオーブンを選びましょう!
スキレットオーブンの他に準備すべきもの
燻製を作るためには、スキレットオーブンの他にスモークチップ、アルミホイル、網やロストルの3つが必要です。
スモークチップ
スモークチップは木くずを細かくして、乾燥させたものです。
スモークチップちよって、色のつき方や風味が大きく変わるため、食材によって選ぶのが理想。
でもこれから始める人は、気にする必要なんてありません。
理由は気にしても分からないから。
やったこともないのに、細かいことなんてわかるはずがありませんよね?
例えば野球を頑張る少年が、イチローが考える野球の悩みを理解できないのと一緒。
だから何買っても同じです。でもきっとなんでも美味しく感じられるはず。
そのくらい燻製料理は美味しいです!どうしてもスモークチップが決められない人は、ヒッコリーがオールマイティに使えるのでオススメです。
網やロストル
食材を燻製するのに必要なのが網です。
網を設置することで、熱源から食材を遠ざけて、食材の両面が燻製できる。
食材を直接スキレットオーブンに乗せて仕舞えば、焦げ付いてしまって長時間の燻製なんてできません。
また網の隙間を通って、しっかりと両面が燻製できる。
スキレットオーブンに網がついていなくても、100円ショップの水切り網や、アルミホイルを使って簡単にできるので、わざわざ新しいモノを買う必要はないです。
アルミホイル
最後に忘れたくないのがアルミホイル。
燻製をスキレットオーブンへ直接乗せず、アルミホイルへ載せることで、片付けがぐっとラクになります。
燻製をやってみるとわかるんですが、スモークチップからはヤニがでて、べっとりとくっついてしまうことも。
アルミホイルを敷いておけば、丸めてポイッと捨てるだけ。
くアルミホイルに包んで捨てれば、捨てた後の臭いも抑えられる。
後片付けも、捨てた後も役に立つので、忘れずにアルミホイルを敷いてから、スモークチップを並べましょう!
燻製を作る簡単手順|簡単なイシガキスキレットの燻製
準備ができたらいよいよ燻製作りです。たった3つの手順だけで、簡単に燻製が楽しめちゃう。
実際に燻製を作っていきましょう!僕は燻製を作るのに、イシガキのスキレットオーブンを使ってます。
高さもあって、ロストルもついてるので、気軽に燻製を始められるのでめっちゃ便利!
手順①燻製する食材の水分を取る
まずは燻製する食材から水分を抜いていきます。
食材が水分を含んだまま燻製すると、燻製しても風味が付きにくい、酸味や苦みがでるなどの様々なデメリットが。
せっかく燻製をするなら、誰もが美味しく食べたい。だから食材から水分を取るのは忘れちゃいけない手順です。
食事にもよりますが、燻製する食材をキッチンペーパーでくるんだら、冷蔵庫で15分~30分寝かすだけ。
これだけで美味しさが段違いです。
燻製前はキッチンペーパーにくるみ、水分を取るのを忘れずにやりましょう!
燻製の簡単レシピ|味付け不要、30 分でできる時短食材11選
手順②アルミホイルの上にスモークチップを載せる
食材から水分を取ったら、いよいよ燻製開始です。
まずはスキレットオーブンにアルミホイルを敷いてから、スモークチップを並べげ行きましょう。
スモークチップを並べたら、その上にロストルを設置。
これで準備完了。あとはスモークチップを燻して風味付けをして出来上がりです。
本格的に燻製をやろうと思ったら、下味付けや乾燥させる風乾が大変。でも食材によっては、味付けも風乾もいらないものも。
ならまずは、簡単に始められる食材からやってみるべき。
僕はアルミホイルを小さくきるのが面倒なので、お弁当箱に使う大きめなアルミカップにスモークチップを使ってます。
スモークチップを入れられるだけでなく、調味料や水分の多い食材の燻製など、活用できる場面は多いです。
手順③煙が出たら弱火にして15〜30分燻す
食材の水分を取って、スモークチップをセットしたら燻製開始。
まずはスモークチップに火をつけるため、強火でスモークチップを乾煎りするイメージで火をつけていきます。
すると数分経てば、スキレットオーブンから煙がたつ。
スモークチップに火が通って煙が出たら、あとは弱ににして15分から30分スモークチップの煙で食材を燻すだけ。
たったこれだけで、美味しい燻製料理の完成です。
まとめ|スキレットを使った燻製の作り方
この記事では、スキレットオーブンの燻製作り方について詳しく解説をしてきました。
- 準備が必要なのは、スキレットオーブン、スモークチップ、網やロストル、アルミホイルの4つ
- 燻製を作る手順は、水分を取る、スモークチップを乗せる、燻製する3つだけ
たったこれだけで、おいしい燻製が作れちゃうんです。
もちろん本格的な燻製は、下処理に数日、燻製を数時間~1日、冷蔵庫で数日寝かすなど手間が必要。
でも簡単な燻製なら、準備から片付けまで1時間もあればできる。
次の休みに燻製料理を手軽に楽しんでみませんか?
こちらのスキレットとスモークチップがあれば、簡単に燻製デビューできますよ!