燻製|基礎知識

燻製作りのスキレット|蓋、高さ、ロストル付きから選ぶオススメ2選

この記事では、自宅で燻製を作るのに使いやすいスキレットについて、選び方やオススメを解説します。

イシガキのスキレットオーブンを使った簡単燻製

自宅で燻製を簡単に作るには、スキレットが便利。

普段の料理にも使えて、お皿に移さないままテーブルに並べてもおしゃれに映る。さらに掃除もしやすいので使いやすい。

「燻製に使いやすいスキレットはあるの?」

一言にスキレットと言っても、様々な種類があります。これから燻製を作ることも考えてスキレットを選ぶなら、次の3つを抑えてスキレットを選びましょう!

  1. 蓋付き
  2. 高さがある
  3. 網やロストル付き

また一時期、SNSでも話題になったコスパ最強スキレット「ニトスキ」は、燻製作りには不向きです。

この記事では、燻製に使いやすいスキレットについて、選び方やオススメな商品について解説をしていきます。

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実際に紹介する項目から選んだのが、「イシガキ産業のスキレット」です。

はやく使いやすいスキレットを知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。

燻製に使いたいスキレットの選び方

燻製を作ることを考えて、スキレットを選ぶなら、「蓋付き」「高さがある」「網やロストル付き」の3つの条件を満たすスキレットを選ぶのがオススメです。

なぜこの3つがスキレットを選ぶのに大切なのか、1つずつ解説していきます。

選び方①|蓋付きのスキレットを選ぶ

燻製を作ることを考えてスキレットを選ぶなら、まずは蓋付きのスキレットを選びましょう。

燻製はスモークチップに火をつけて、その煙で食材を燻す調理方法。蓋をして空気を充満させなければ、燻製は出来上がりません。

だから燻製作りには、蓋付きのスキレットを選ぶのがポイント。

「蓋がないなら、代わりにアルミホイルをかぶせたら大丈夫じゃないの?」

たしかに料理では、アルミホイルを使って落とし蓋をする方法もあります。でも燻製ではアルミホイルで蓋をするのは避けましょう。

実際にやってみれば分かりますが、どうしてもアルミホイルだとしっかり蓋がされないため、隙間から煙が漏れて部屋中に燻製の臭いがついてしまう。

だからスキレットをしっかり蓋ができる、備え付けの蓋付きスキレットを選ぶのがポイントです。

選び方②|高さのあるスキレットを選ぶ

蓋付きのスキレットと同じくらい大切なのが、ある程度の高さのあるスキレットを選ぶことです。

高さのないスキレットは、燻製する食材が限られてしまいます。

ちょっと大き目な肉やチーズを入れたら、蓋に当たって焦げたり、溶けたりしてしまう。

また高さが低いスキレットだと、調理中にどうしても高温になってしまい必要以上に食材へ熱が通ってしまいます。

だからスキレットを選ぶなら、高さのあるスキレットを選ぶようにしましょう。10cmくらいの高さのあるスキレットが使いやすくてオススメです。

選び方③|網やロストル付きのスキレットを選ぶ

最後に網やロストルが付いているスキレットを選べば、簡単に燻製作りが始められます。

既にお伝えした蓋付きであることや、高さがあるなどの条件に比べて、網やロストルは簡単に代用ができるので、必ずなくても大丈夫。

意外に身近なモノで網やロストル代用が簡単にできます。

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これからスキレットを買う方は、せっかくなら網やロストル付きのスキレットを選びましょう。

簡単に代用はできますが、網やロストルが付いている方が準備も片付けも簡単。

余分なごみも出ないので、あらかじめ買っておくのがオススメです。

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燻製にオススメなスキレットオーブン2選

燻製にオススメなスキレットの3つの選び方を紹介しました。

ここでは分かりやすく、お伝えした3つ条件を満たすオススメなスキレットを2つ紹介します。

イシガキ産業|スキレットオーブン

イシガキ産業は、三重県にある鉄鋳物の製造メーカー。

専門メーカーが作るスキレットは、燻製してもしっかり密封され臭いのもとになる煙がほとんど漏れません。

高さも約9cmあるので、ベーコンやローストビーフなどの背丈のある肉料理もばっちり対応。

2人分くらいの燻製なら、十分作れちゃいます。

ロストル(網)も付いているので、簡単に燻製作りが始められます。

和平フレイズ|鉄スキレット

平和フレイズは、新潟県燕市にある調理用品の製造メーカー。おしゃれで実用的な商品を数多く作られています。

鉄スキレットは、直径が15cm、高さが7.5cmと少々小型。1人暮らしにちょうどいいくらいの大きさです。

3,000円以下で買えるコスパも魅力的。

1人暮らしの調理にはピッタリですが、夫婦やカップルで燻製を楽しむにはちょっと小さいので注意が必要です。

燻製にニトリのスキレットはオススメできない?

SNSで話題になったニトリ製のスキレット「ニトスキ」ですが、燻製作りにはオススメできません。

理由は蓋がなく、高さも低いから。

ニトリ製のスキレットは、蓋がありません。もしニトスキを買うなら同じサイズのスキレットを2つ買って重ねて蓋代わりにするくらい。

高さも3cmなため、蓋をしても6cm。燻製をするにはちょっと小さい大きさです。

目玉焼きや餃子などの焼き物には使いやすいですが、燻製には向かないためこれから買うには避けましょう。

まとめ|蓋、高さ、ロストルのあるスキレットを選ぼう

この記事では、燻製に使いたいスキレットの選び方やオススメについて、解説をしてきまいた。

要点まとめ
  • 燻製に使うスキレットを選ぶなら、①蓋付き、②高さがある、③網やロストル付きの3つを抑えて選びましょう
  • ニトリ製のスキレット「ニトスキ」は、蓋がなく、高さもないので燻製には不向き

燻製作りを始めるのにスキレットを選ぶなら、蓋、高さ、網の3つがあるスキレットを選びびましょう。

紹介したスキレットは3,000円前後で買えるため、燻製作りだけでなく、肉をこんがり焼く肉料理にオススメ。

またスキレットは熱を逃しにくいため、アヒージョやチーズフォンデュなどに最適です。

この機会にスキレットデビューして、燻製作りを始めてみませんか?

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