燻製|作り方

燻製の作り方|フライパンで簡単に燻製を作る手順と方法を解説

この記事では、自宅にあるフライパンを使った簡単な燻製作りを紹介してきます。

燻製の作り方!まず知りたい道具や燻煙材、燻煙方法を解説

スモークチーズ、スモークベーコンなど、燻製料理を食べたことがある人は多いのではないでしょうか。

スーパーのウインナーやベーコンが売られている加工食品のコーナーなら、1つは燻製料理が並べられているはず。

燻製というひと手間を加えただけで、ちょっとお値段は高めです。

そんな燻製が自宅にあるフライパンを使って簡単に作れるのをご存知でしょうか。

しかも風味はスーパーの燻製料理とは、比較できないくらい香ばしくておいしい。

必要なモノは、フライパン、スモークチップ、アルミホイル、食材を置く網やロストルの4つだけ。

たったこれだけでフライパンを使った燻製料理が楽しめます。

「燻製料理は気になっていたけど、まだ試したことが無い」

そんな人はぜひ時間のある休日に、フライパン燻製を試してみてください。休日が燻製の風味で、ちょっと贅沢な時間になりますよ!

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手順①フライパンを使った燻製作りに必要なモノ

フライパンを使った燻製作りに必要なモノは、①フライパン、②スモークチップ、③アルミホイル、④食材を置く網やロストルの4つだけ。

  1. フライパン
  2. スモークチップ
  3. アルミホイル
  4. 網やロストル

フライパンは自宅にあるものを使いましょう。もし複数のフライパンをお持ちの方は、少しでも高さのあるフライパンが理想。

欲を言えば、中華鍋くらいの高さのあるフライパンが使いやすいです。

スモークチップは、初めは何でも大丈夫。食べ比べなければ違いは分かりません。

もしこれからスモークチップを買うなら、小さく小分けされた種類の多いモノが1,000円くらいで売られているのでオススメ。

いくつかのスモークチップを試して、食材にあわせて自分だけの味を探すのが燻製作りの楽しみの1つ。

「あ、これ美味しい!」と見つけたら、誰かに自慢したくなるくらい嬉しいです。

スモークチップは、フライパンへアルミホイルを敷いてから乗せるようにしましょう。これは燻製が終わった後の片づけを簡単にするため。

スモークした後は、チップから出るヤニがフライパンへくっついて、フライパンの掃除が想っているよりも大変。

アルミホイルを敷いておけば、終わったらそのまま捨てるだけ。ちょっとしたひと手間で、燻製作りがラクになります。

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手順②自宅で燻製を作るなら熱燻が簡単

燻製を始める前に、フライパンでできる燻製を知っておきましょう。

燻製には熱燻、温燻、冷燻の3つの種類があります。このうち、フライパンで作れるのは熱燻、温燻の2つだけ。

3つの燻製の違いは、燻製する温度と時間。

  • 熱燻は80℃~120℃、15分~1時間
  • 温燻は50℃~80℃、1時間~6時間
  • 冷燻は20℃~30℃、6時間~数日

冷燻は気温の低い地域で、じっくり燻製をするため時間がかかる。またスモークする内部の温度があがりすぎないよう、大き目なスモーカー(燻製機)が必要になります。

初心者の方は、短時間でできる熱燻をフライパンで作りましょう!

手間も時間もかからないため、初心者の方にもオススメです。

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手順③燻製の食材選び

手軽に燻製をするには、高温で短時間で作る熱燻の他にも、手軽にできる食材を選ぶのがポイントです。

食材を選ぶ際は、次の3つを意識ましょう。

  1. あらかじめ味付けがされている
  2. 水分が少ない(乾燥している)
  3. 火を通さなくても食べられる

燻製料理を作るには、味付け、乾燥、スモーク(燻す)の3つの手順が必要です。

でも選ぶ食材によっては、味付けや乾燥を省略したり、短時間に押さえられます。

簡単に燻製ができる食材11選をまとめたので、気になる方はチェックしてください

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手順④アルミホイルを敷いてチップを入れてスモーク開始

準備が終わったので、実際にフライパンを使って燻製を作っていきます。

まずはフライパンへアルミホイルを敷いてから、そのうえにスモークチップを乗せていきます。

アルミホイルを丸めるのが面倒だったので、ここではアルミカップで代用。100円ショップで買えるので便利です。

アルミカップはなるべく大きなものを選びましょう。

スモークチップをアルミホイルの上に載せたら、その上に網をせっとして準備完了。

網はフライパンの底面よりも、少し小さくても食材が直接フライパンにくっつかなけば問題ありません。

今回はフライパンで、燻製食パン、燻製ツナを朝食に作ってみます。食材を載せたら、あとは食材ごとに時間を合わせて放置するだけ。

だいたい15分~1時間が熱燻の目安時間です。

フライパンを使って燻製を使った感想

フライパンを使った燻製をしてみて、フライパン燻製のメリット、デメリットを感じたので、それぞれまとめておきます。

フライパンのフライパンで燻製を作ろうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

フライパンを使った燻製のメリット

手軽に燻製ができるのが魅力

フライパンを使って燻製料理を作ってみた感想は、めちゃくちゃ手軽に燻製ができること。

専用の燻製機は大きいものが多く、保管するにもスペースが取られます。しかも1度閉まってしまえば、出してくるのも大変。

フライパンなら、だいたいの1人暮らしをする家にもある調理道具です。だから普段の料理の延長として、燻製料理が楽しめる。

頑張らなくても、サクッと作れるのがフライパン燻製の魅力です。

底が大きく1回でたくさん作れる

フライパンは底面が比較的大きく、1度の燻製で作れる量が多いのが特徴です。

フライパン以外にも、スキレットオーブンや、土鍋などでも燻製は作れますが、どれもフライパンほどの底面はない。

フライパンの底面に合わせてた網さえ用意できれば、1回の燻製でたくさん作れるのが魅力です。

フライパンを使った燻製のデメリット

1度の燻製で思っている以上に汚れる

フライパンを使った燻製料理をする方は、1度の燻製料理で想像以上にフライパンが汚れるので注意してください。

買ったばかりのフライパンや、長く使いたいお気に入りのフライパンを持っている方は、燻製に使うのをオススメしません

それなら100円ショップで、燻製用のフライパンを買うべき。

燻製を作ってすぐに洗えば、ある程度の汚れは落ちましたが、フライパンの蓋周りにはちょっぴり汚れが残りました。

まとめ|フライパンを使った燻製作り

この記事では、自宅にあるフライパンを使った簡単な燻製作りについて解説してきました。

要点まとめ
  • フライパンを使った燻製作りに必要なのは、フライパン、スモークチップ、アルミホイル、網やロストルの4つだけ
  • フライパンなら高温かつ短時間で作る熱燻がおすすめ
  • 手軽に量を多くつくれるのがメリット
  • お気に入りのフライパンに汚れが目立つのがデメリット

誰の家にでもあるフライパンを使って燻製料理を作れば、普段の食卓がちょっと豪華に早変わり。

同じ食材でも、燻製のひと手間で味が激変します。

時間のある休日にぜひ試してみてください。