この記事では、パンを燻製した「燻製パン」について、作り方や味や食感、トーストパンとの違いについて、解説をしていきます。
燻製パンとは燻製の風味付けをしたパン。
燻製パンには、①素材の小麦粉を燻製する作り方、②出来上がったパンを燻製する作り方の2種類。
この記事では、出来上がったパンを燻製する方法で、燻製パンを作っています。
燻製パンと言うと少しハードルが高いように感じるかも知れません。でもパンをトーストするのと同じくらい、燻製パンって簡単に作れるんです!
この記事では燻製パンについて、作り方や風味、トーストパンとの違いについて、詳しく解説していきます。
パンを燻製した「燻製パン」とは?
燻製パンとは?
燻製パンとは、いつものパンに燻製の風味を付けパン。
作り方は、小麦粉を燻製してからパンを作り上げる方法、出来上がったパンを燻製する方法の2種類があります。
- 小麦粉を燻製してパンを作る
- 出来上がったパンを燻製する
どちらもいつものパンに燻製の風味を付け足すので、トーストしたパンとは違った香ばしい味わいに。
この記事では、誰でも簡単に作れる出来上がったパンを燻製する方法についてお伝えしていきます。
燻製パンの作り方
燻製パンの作り方は、チップを入れたスモーカーへパンを投入して、10分~15分間スモークするだけ。
たったこれだけで、香ばしい燻製パンの出来上がり。
しかも専用のスモーカー(燻製機)がなくても、自宅のフライパンでできちゃうんです。
燻製パンの他にもお酒好きな人なら、くんたま、燻製ナッツ、燻製ぎょうざ、などなど家飲みが楽しくなること間違いなし。
簡単にできるので、ぜひやってみてください。
燻製パンの食感や風味は?
実際に燻製パンをフライパンで作ってみました。
- 食感はラスクに近いサクサクに
- 風味はトーストパンとは違った奥深い香ばしさ
燻製パンの特徴は、燻製中にパンの水分がトーストするよりも飛びやすいこと。
食感はしっとりした食パンではなく、ラスクに近いサクサクした食感になります。
風味はトーストパンとは違い、スモークチップの風味をまとって奥深い味わいに。
出来立ての燻製パンいバターを塗って、コーヒーを添えれば贅沢な朝食の出来上がりです。
燻製パンとトーストパンの違いは?実際に比較してみた
燻製パンとトーストパンの違いは?
実際に燻製パンとトーストパンを同時に食べ比べてみました。
- 燻製パンの方が、香ばしくサクサクした食感
- トーストパンの方が、モチっとした食感
燻製パンを食べてからトーストパンを食べると、「あれ?いつもの食パンってこんなにモチモチしてたかな?」と思うくらい、燻製パンとトーストパンの食感が違います。
風味はただトーストした燻製パンよりも、スモークチップの奥深い味わいのある燻製パンが圧勝。
写真の色づきからは分かりにくいですが、同じパンでもまったく違う出来上がりになりました。
燻製パンとトーストパンはどっちがおすすめ?
燻製パン、トーストパンは、食べ方によって使い分けるのがオススメです。
- 燻製パンは野菜や肉、魚を挟んだサンドウィッチや総菜パン向け
- トーストパンはバターを塗っただけのシンプルな味付け向け
燻製パンの風味は香ばしくおいしいんですが、風味が強すぎるように感じました。
でも食感はサクサクしておいしいので、レタスやオニオン、アボガド、サーモンを挟んだりしたサンドウィッチや、オニオン、ツナを乗せた総菜パンにしたら、おいしいさは間違いなし。
今回はパンと一緒にツナ缶を燻製にして、マヨネーズを塗って総菜パンを楽しみました。
実際に燻製パンを作った感想
実際に燻製パンを作ってみて思ったのは、簡単だけど燻製パン作りは奥深いことです。
今回は燻製時間を15分で作りましたが、これより短いと色づきが薄くい。でも実際に食べると思っている以上に水分量が少ない。
また表面はちょうどいいこげ茶色でも、裏面を焦がしてしまった。
他の食材よりも、燻製時間が出来に大きく影響するので、燻製パンはお手軽で簡単だけど奥が深いのが感想です。
パンを燻製しなくても燻製を味わう方法
ここまでパンを燻製する方法を解説してきました。このほかにも、パンを燻製しないで燻製を楽しむ方法を解説します。
燻製した具材を乗せる
パンを直接燻製しなくても、パンに乗せる具材を燻製するのもオススメな方法です。
例えば、今回はツナ缶を一緒に燻製しましたが、その他に燻製したゆで卵をつぶして乗せたり、サーモンを燻製にしたりなど、楽しみ方はまだまだあります。
このやり方は、燻製できない食材にも、簡単に燻製の風味を付けられ方法なので、他にも試してみてください。
燻製したオリーブオイルをかける
その他には、具材ではなく調味料を燻製する方法もあります。
例えば、燻製したオリーブオイルにトーストしたパンを付けたり、燻製したマヨネーズを塗ったりするのもおすすめ。
調味料を燻製して保管しておけば、いつでも燻製を楽しめます。
調味料を燻製して、生活の中に燻製を取り込んでみてはいかがですか?
まとめ|燻製パン
この記事では、燻製パンの作り方や味、食感について解説してきました。
- 燻製パンは小麦粉を燻製したり、出来上がったパンを燻製してパンに風味を付ける
- 燻製パンは風味豊かで、サクサクとした食感が特徴
- トーストパンは、小麦粉の風味が分かりやすく、もっちりとした食感が特徴
- 燻製パンはサンドウィッチや総菜パンにして、他の食材と一緒に食べるのがオススメ
燻製パンはトーストと同じくらいの時間で作れるので、休日の朝にちょっと贅沢をしたい人、いつものパンに飽きてきた人にはピッタリの朝食です。
パンを燻製にしなくても、調味料を燻製にしたり、食材を燻製にしたりすれば、ぐっとパンの楽しみ方が増える。
特に調味料の燻製は、毎日の暮らしに燻製の楽しみが生まれるのでオススメな燻製。
次の休みの休みには、いつもとちょっと違う朝食にしてみませんか?