この記事では、燻製が簡単にできる食材11選を紹介します。
燻製の作り方!まず知りたい道具や燻煙材、燻煙方法を分かりやすく解説
燻製をイメージすると、「準備がめんどくさい」「時間がかかる」など、手間も時間も掛かる料理と思う方が多いんです。
でも実際に燻製を作れば分かりますが、全ての燻製料理が手間も時間も掛かるわけではありません。
この記事に紹介する食材を使えば、燻製料理がたった30分で完成。
30分で燻製が作れるなら、作ってみたいと思いませんか?
時短で燻製料理が作れるのは、燻製を作る工程を省略しているから。燻製を作るには、下味付け、乾燥、スモーク(燻す)の3つの工程が必要です。
この記事で紹介する食材なら、①下味付け、②乾燥の2つの手順を短縮可能。
スモークする時間も、15分~30分と短時間です。
これも決められた時間はなく、ざっくりとこのくらいの時間を燻製すれば、どの食材もおいしく食べられます。
食材を選ぶポイントは、あらかじめ味付けされていて、水分があまり含まれない食材を選ぶのがポイントです。
この記事では、燻製料理が簡単にできる食材11選について、解説していきます。
Contents
燻製を簡単に作るには下味付け、乾燥を短縮
燻製料理を簡単に作るには、燻製前の下味付け、乾燥の2つの手順をできる限り省略するのが大切です。
燻製を作るには、下味付け、乾燥、スモーク(燻す)の3つが基本手順。
- 下味付け
- 乾燥
- スモーク(燻す)
下味をつけなければ、せっかく燻製料理にしても物足りない。
しっかり食材を乾燥させないと、燻製の風味が食材に入らなかったり、スモーカーの内側に付いた水滴が食材に付いて酸味がでるなど、燻製の完成度に大きく影響します。
本当はどれも省略できない手順。
でも食材によっては、そもそも下味を付ける必要が無かったり、乾燥もキッチンペーパーでふき取る程度でも十分。
食材の特徴を活かせば、たった30分でもおいしい燻製が楽しめます。
簡単に燻製できる食材を選ぶには、既に味付けがされていること、そして水分が含まれない(なるべく乾燥している)食材、そのまま食べられる加工食品、この3つを抑えるのがポイントです。
- あらかじめ味付けされている食材
- 水分が含まれない(簡単に拭き取れる)、乾燥している食材
- 火を通さなくても食べられる加工食品
この3つを抑えて食材を選べば、どれも簡単においしい燻製料理に早変わり。
さっそく食材を紹介していきます!
燻製が30分でできる簡単なオススメ食材11選
ウインナー
まずは燻製のド定番ウインナー。
ウインナーはパッケージに「燻製ウインナー」と書かれて販売されるのもありますが、自宅で燻製したウインナーは風味が別格。
たった数百円のウインナーが、高級食材に早変わりします。
作り方もキッチンペーパーで軽くふき取ってから、スモーカーへ投入。15分までば立派な燻製が出来上がりです。
うずらのたまご
「くんたま」ではなく、「燻製うずらのたまご」です。くんたまを作るには、ゆで卵を作って、下味を付ける必要があります。
でもうずらのたまごなら、ゆでる必要も、下味を付ける必要もなし。
しかも写真サイズのうずらのたまごなら、一袋100円で購入可能。コスパも高いのでオススメです。
チーズ
定番の燻製食材3つ目がチーズです。
チーズを燻製すると、販売される燻製チーズとは違い、表面がちょっと硬くて香ばしい状態に仕上がります。
チーズはスモーカーないの温度が上がりすぎると、網の上に載っていてもすぐに溶けだしてしまう。
だからチーズを燻製するときは、アルミホイルやクッキングシートなど、あらかじめ溶けても救い出せるようにしてください。
出来上がってからいるはずのチーズがいないのには、何度やっても衝撃を受けています。
ナッツ
ウイスキーの定番おつまみナッツは、燻製料理とも相性は抜群。
写真はミックスナッツを選びましたが、カシューナッツ、クルミ、アーモンドとどれも外さず香ばしい香りをまとってくれます。
燻製の味を楽しむなら、食塩無添加の素焼きナッツがオススメ。
燻製をすることで、ナッツの香ばしさがぐっと風味を増します。
餃子(ぎょうざ)
燻製の餃子と聞くと、初めは「なんで餃子(餃子)」と戸惑う人も多いはず。
でも一口食べれば、燻製にオススメする理由が分かります。外はぱりぱり、中はジューシーな蒸し焼きの出来上がり。
燻製の餃子なら、ちょっと小さい100円くらいで売ってる餃子で十分。
小さい方が一口で食べやすく、小さなお子さんや、大人のおつまみにちょうどいい大きさになってます。
焼売(しゅうまい)
餃子と同じ理由でオススメしたいのが焼売。
燻製することで、外はぱりぱり、なかはしっとりした蒸し焼きになります。
ぎょうざよりも小さくて、パクパク食べられる大きさが魅力的。
ニンニクやショウガも入っていないので、ぎょうざよりも小さいお子さんには食べやすいのがしゅうまいです。
ちくわ
ちくわを燻製すると、意外なくらいジューシーな食材に仕上がります。
水気を取ってから、なるべく低温で調理するのが理想的。
温度が低いほど、よりしっとりしたレアな食感が楽締めます。熱燻よりも、温燻や冷燻で調理するのがオススメです。
豆腐
ここからは少しずつ、変わりダネになっていきます。
まずはぜひ燻製を始めたらやってほしいのが豆腐の燻製。豆腐の燻製を作るなら、豆腐の水分を抜くのが必須です。
チーズじゃないのに、チーズと感じるような濃厚な風味が特徴
オススメな豆腐の水分の抜き方は、キッチンペーパーへ豆腐をくるみ、電子レンジで3分加熱するだけ。
粗熱を冷ますと、豆腐が1/3くらい水分が抜けて小さくなっているのが分かるはず。
水抜きしたら、あとは30分燻製したら完成です。
ポテチ(ポテトチップス)
豆腐の次は、お菓子の燻製。
お菓子の燻製でぜひ試してほしいのが、ポテトチップスの燻製です。
燻製はスモークチップに火をつけて、その煙で食材に風味付けをしたり、水分を飛ばしたりする料理。
ポテトチップスには水分がなく、簡単に燻製の風味がつけられます。
スモークすることで、ポテトチップスがお酒のつまみに早変わり。
ポテトチップスを燻製にするなら、シンプルな味付けの”うすしお”が燻製にぴったりです。
柿の種(柿ピー)
ポテトチップスの他に燻製にオススメな食材が柿の種(柿ピー)。
柿の種は辛みのあるスナック、甘みのあるピーナッツとどちらも水分を含んでいません。
ポテトチップスと同じように、簡単に燻製の風味がつけられます。
柿の種、燻製とどちらもお酒のつまみとして最高な食材。柿の種を燻製して、合わないはずがありません。
ちょっとひと手間加えるだけで、柿の種が高級感のあるおつまみに激変します。
食パン
最後にお菓子の次は食パンです。
毎朝食パンを食べる人は、たまには風味のちょっと違った食パンはいかがでしょうか。
食パンをトーストする人も多いと思いますが、燻製食パンもやることは同じ。
スモーカーに食パンを入れて、蒸し焼きにして食パン内の水分を飛ばす。
見た目も、食感もトーストした食パンと同じ。燻製したことで、風味がついて総菜パンにぴったりな味わいになります。
まとめ|燻製を簡単に作れる食材
この記事では、味付け不要で、30 分で燻製が作れる食材11選について、解説してきました。
- 手間も時間が掛かると思われる燻製でも、食材によっては30分で燻製が作れる
- 味付けされて、水分の少ない食材を選ぶのがポイント
- お酒のあてになる乾燥したおつまみは燻製しやすいのでオススメ
簡単に燻製ができる食材11選は、あらかじめ味付けされていて、水分も少ないので簡単にキッチンペーパーで水気をふき取れば、あとはスモークするだけ。
スモーカーへ食材を入れて、15分~30分すればできあがり。たったこれだけです。
燻製をこれから始める人は、専用のスモーカーは不要。自宅キッチンにある調理道具で簡単に始められます。
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